USBメモリからインストール
http://www.ubuntu.com/download/desktop/create-a-usb-stick-on-ubuntu
ブート可能なUSBメモリの作成方法が詳しく紹介されています.
インストール後にまずすること
- Software Updaterでアップデートする.
OS本体のインストールより時間がかかります. - AdditionalDriversをインストール
System Settings > Software & Updates > Additional Driversから環境にあったドライバをインストールします.Nvidiaを使用しているなら再起動でNvidia X Server Settingsから細かい環境設定が行えるようになります. - 日本語環境の構築
Language Support > install/Remove LanguagesからJapaneseを選択してインストールします.デフォルトを日本語に変更したい場合は,Languages for menus and windowsで日本語を先頭にドラッグし,Apply System-Wideを押すと再起動後に変更されます. - 日本語入力を可能にする
$ sudo apt-get install ibus-mozc
をibus-mozcをインストール後,Language Support > Keyboard input method system にibusを選択すると起動時にibusを起動してくれます.
fstabの編集
起動時に自動的にマウントさせるドライブを設定します.
HDDを/homeにマウントする
ext4でフォーマットした
/dev/sdb1
というパスのパーティションを/homeとしてマウントさせたい場合,以下のような設定をfstabに加えます./dev/sdb1 /home ext4 defaults,user_xattr 0 0
TimeCapsuleをマウントする
ネットワーク上にあるTimeCapsuleの共有ディスクを起動時にマウントさせるには/etc/fstabに以下を追加します.
//TimeCapsule.local/TimeCapsule/ /media/timecapsule cifs password=macintosh,rw,iocharset=utf8,file_mode=0777,dir_mode=0777,sec=ntlm
* 12.10では必要ありませんでしたが13.04ではsec=ntlm
オプションが必要です.
NTFSディスクをマウントする
/dev/sdc1
にあるntfsフォーマットのドライブをマウントさせる場合は以下を/etc/fstab
に追加します./dev/sdc1 /media/ntfsdrive ntfs defaults 0 0
Wifiのhiccup(しゃっくり)を直す
http://askubuntu.com/questions/286079/rtl8188cu-usb-network-adaptor-on-ubuntu-13-04
12.10の頃からの症状ですが,Ubuntuが用意するRTL8192CUドライバの調子が悪いせいでWifi接続が一定の時間経過後に切れてしまいます.12.10ではRealteckで公開されている古いバージョンを導入すると直ったのですが,13.04ではダメな模様.そのかわりこちらで公開されている修正パッチを当てたものを導入すれば問題なく使えるようになりました.
rtl8192cuドライバが使用されているか確認する
$ lsmod | grep 8192
rtl8192cu
などの情報が帰ってくればOK.こちらからrtl8192cu-tjp-dkms_1.6_all.debをダウンロードしたらインストールする.
dpkg -i ~/Downloads/rtl8192cu-tjp-dkms_1.6_all.deb
/etc/modprobe.d/blacklist.conf
に以下を加えて,Ubuntuが用意したドライバを使用させないようにする.# Blacklist native RealTek 8188CUs drivers blacklist rtl8192cu blacklist rtl8192c_common blacklist rtlwifi
ファン制御を設定する
まずlm-sensors
とfancontrol
をインストールします.
$ sudo apt-get install lm-sensors fancontrol
次を実行してセンサーを検出します.
$ sensors-detect
いろいろ聞かれますがだいたいイエスでOK.完了したら再起動をして次を実行します.(再起動なしではno pwm-capable sensorsというエラーが出ることがあります.)
$ sudo service fancontrol stop // ファン制御が動いていないことを確認
$ sudo pwmconfig
あとは応答する形でファン制御設定をしていけばOK.
burg(ブートローダ)とPlymouth(スプラッシュスクリーン)を設定
burgを設定する
burgのインストール
$ sudo add-apt-repository ppa:n-muench/burg
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install burg
MBRで指定している起動ディスク(/dev/sda
)へBurgを設定します.
$ sudo burg-install "/dev/sda"
$ sudo update-burg
起動をエミュレートして確認します.
$ sudo burg-emu -D
burgのローディング画面でt
を押すとテーマの選択ができます.(その他コマンドはh
で確認できます.)独自にテーマを用意する場合は/boot/burg/themes
に置いておく必要があります.
テーマのインストールと設定は上記参照.
テーマが適用されない場合
解像度が対応していないことが原因である可能性があります.そこで予め解像度を指定してやります.
$ sudo gedit /etc/default/burg
// grubを使用している場合は /etc/default/grub
以下を追加します.
GRUB_GFXPAYLOAD_LINUX="1024x768"
その後コンソールから
$ sudo update-burg